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2012年01月11日

死ぬことと,家族と,生きること

金沢の映画館シネモンドにて、映画エンディングノートをみました。

シネモンドのHPはこちら → シネモンド
エンディングノートのHPはこちら → エンディングノート
 
エンディングノートは,実の父親が癌で亡くなるまでを娘が撮影したドキュメントです。全体的に明るい雰囲気で、お父さんの人柄が現れていて、泣けました。家族のために、残される奥さんの為に、努めて場を明るくしようとおどけたり冗談をいってみせるお父さん。それを知ってか、家族もできる限り普段通りに振舞う。

これが家族だよなと、改めて認識しました。家族いいですね。振り返って、仕事を終えて帰り玄関を開けると、暗い、気温二度の冷たい我が家・・・。突然自分の身に、降りかかる事故や病気、避けられるものではないとはいえ、やはり一人で死にたくないなあ、と強く持ちました。

シネモンドは、いつもなかなか良い映画を上映している、文化都市金沢の誇る小さな映画館です。学生時代は良く見に行きました。
今後のシネモンドのラインナップをみると、

永遠の僕たち (加瀬亮が死んだ日本兵の役で出演です)
50/50 (インセプションのオールバックのお兄さんが主演です)

といった,癌を告知される若者や、余命三ヶ月のヒロインなど、死をテーマにした作品が続きます。震災以降、死について考えることが多くなったからでしょうか。あまりにも突然、日常を壊され、無差別に死が訪れたあの瞬間について,私はあまりにも準備不足だったと思っています(しかたないことですが).私はあの時どういう心構えでいるべきだったか,どのように日常を過ごすべきか,ということを反省し,できればやり直したいということを心のどこかで持ちながら,死をテーマにした映画を選んで観ているのかもしれません.

エンディングノート劇中でお父さんは、自分の死までの道のりとお葬式の段取りをシミュレーションしていました。自分や家族の死について、思いを巡らす、シミュレーションすることで、自分が今やるべきこと、どう生きていくか、ということが見えるのかもしれません。昔の侍は常に死を意識して生きていたらしいです(参考:花の慶次、少年ジャンプ)。

今年も健やかに、生きて行きましょう。

投稿者 赤石大輔 : 2012年01月11日 09:25

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